茶揉み

実演茶揉みを見に行った。体験も出来たのだけど、一人で行ってちょっと勇気がなかったのと、順番待ってたらガキが来たから諦めた。


茶揉みは、和紙を柿渋で強靭にしたマットの上に蒸し茶葉を置いて、下から熱し、軸に沿って揉んで縒りを作りながら乾燥させるみたい。ここまで農家の仕事で、問屋に移ってから茎と葉に分けるんだって。下からの温度は70℃。部屋は湿度管理が重要で、蒸し暑いところでふんどし一丁で6〜7時間揉むらしい。昔の人はとってもタフだったんだろうか。。。


昔から残っている仕事には、きつくて危険と隣り合わせのものが多い。そういう仕事をしている相方の健康やら安全が心配なのだけど。でも、今日の茶揉みのおじいちゃんたちからは、とても鍛えられた体と健康的な雰囲気を感じた。ひょっとしたら人間ってこれくらいタフなんじゃないだろうか。これくらい酷使してこそヒトの生き物としてのデフォルトなんじゃないか、とか、思った。こういう働き方がもちもちの地鶏を作るようなもんで、デスクワークでピクとも動かず電磁波浴びてるのはフォアグラ作るようなもんなんやろな。日に当たらず汗もかかずそこそこ動いている私はブロイラーってところかな?今日は相方が怪我をしたらしい。心配だがたくましく育ってくれ。