人生の谷

今は谷。谷底。どこに登るのも可能な谷だな。登山口は結局一つなんだろうけど、山はいくつもあるように思える。登山口は結局一つなんだろうけれど、行き先も結局一つ、かも。
あと5ヶ月も悩み続けるんやろか。収拾つくんやろか。ほんとは、一つの選択肢しかないのは重々承知しているものの、その選択肢を選ぶ勇気というのをわかって欲しかったり、自分で重みをつけてみたりしたいだけなんかも。だって、その選択肢を選ばないかぎり、一番の幸せにはならないと思うからサ。自分が犠牲にはなるけれど、結局、その犠牲が自分の幸福に変わると信じるからその選択肢を選ぶわけだし。囲碁のように先手先手を読んでるつもりだけれど、そういうこともまだ素人だし、その先手で勝てるのかどうかわからへん。ただ、自分が考えて考えて自分を殺して先手を読んだ結果なんだってことをわかってもらって、それでいて覚悟をしてもらえれば、と思うだけ。私のプレッシャーに打ち勝てるのか?と相方を責めたいだけかもしれない。私の可能性をいろいろ奪ってまで背負うことを誓ってほしいだけなんかも。なんて鬼なんやろか。そやけど、私の10年間の魂はそれくらいのもんはある。何度も泣いたし、何度も徹夜して、自分を追い込んで得た学位をみすみす捨てるんやから。結局それは自分で扱いきれなかった資格やけど、、、、。
やっぱり、捨てれないのかもしれない。伴侶も欲しいけれど、両方とも得られる術はないんやろか。
ごめんね、相方。私は実は、すごくすごく悩んでます。
悩んでも答えは一つとわかっているけれども、あまりの自分の変化に恐怖さえも感じるのです。もうちょっと若かったらそんなこともなかったかもしれない。だけど、若くないからこそ逃がしたくないのであって、若くないからこそ未知に怖くなる。。。考えれば考えるほど怖くなるから思い切った決断をしようとする。時間があるから、その決断も少しの猶予がほしくなる。私もどうしたらいいかわかんない。ただ、現実を受け入れて、そこで努力するという覚悟が必要なのはわかるのだけど。理性が増すほど自分を押し殺してるようにも感じる。考えすぎなんやろか。私もわかりません。暇だからこんな考えも出るのかもしれない。人生で一番自分の気持ちがわからない谷にいるようです。